くん炭を飼料として用いる場合「鶏」

■ 鶏への飼料添加物として「くん炭」を用いる場合

すでに、粉炭と木酢液を主成分とする製剤の飼料添加が産卵率と卵殻破壊強度を改善するという報告はあります。
今回、単独でくん炭のみを給与した実験が青森県畜産試験場で行われました。その結果は新聞と青森畜産試験場報告(第18号)に掲載されています。
詳細が知りたい方は上記畜産試験場にお問い合わせください。
産卵率で4%高くなっています。飼料にくん炭を添加した鶏の生ふんのアンモニアガス濃度、養鶏場の堆積鶏ふんアンモニアガス濃度、鶏舎内アンモニアガス濃度は、いずれも半分近く減少するという有意な結果がでています。
しかし、農家等の自家製品では効果が低いようです。その原因として農家が籾殻を灰化させずに完全に炭化させるのは非常に難しく、炭化が十分でないと、この効果も減少するようです。
最後にコストの問題ですが、産卵率の上昇と、くん炭購入費用を計算すると従来のコストより若干安くなるという結果がでています。
弊社では継続的にご使用の場合、ご利用しやすい価格を提示させていただく努力をしております。お気軽にお問い合わせください。

このホームページに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。