今期のモミガラ集荷、順調に集まっています。
今期のモミガラ集荷の時期を迎えています。運転手は東西南北、走り回っています。今年も順調に集 …
炭化籾製造業
本日は年に一度の3社(藤田商店・吉備高原ファーム・アグリネット加賀)の合同昼食会でした。
年に一度ぐらい、みんなで顔を合わせましょう、という趣旨で始まったこの会も今年で4回めです。
今年のお弁当は「あいかた弁当」さんにお願いしました。町内のお弁当やさんで、配達してもらえる
のでとても助かっています。この日は特別メニューでお願いしました。
今月初めに依頼していた弊社の「くん炭」の農業用の成分分析結果が届きました。
試料採集日が令和6年1月31日で、機関(公益財団法人・岡山県環境保全事業団環境調査分析部)に依頼したのが2月1日のデーターです。
注目のケイ酸は43% PHは10.0(21℃) 炭素・窒素比62%です。あとは微量で窒素0.52、リン酸0.4 ,
加里1.2 、石炭0.14 苦土0.06 水溶性鉄1.0 水溶性ホウ素0.01未満 です。
くん炭は製造方法によって、ケイ酸の含有率が変化しますが、くん炭の場合、30%以上と言われており、くん炭を農業資材として使用する最大の魅力がこのケイ酸が豊富なことです。
生もみ殻にもケイ酸はありますが、水溶性ではないので、分解に時間がかかり、即効は期待できませんが、くん炭は炭化していることで、可溶性になっており作物の根に吸収されやすくなっています。ケイ酸の効果は、作物の細胞壁を丈夫にして、作物の病気や害虫の被害をを軽減させることです。
また、炭素・窒素比が62%ということは、土中での分解が遅いということなので、くん炭のもうひとつの魅力である多孔性(微生物や善玉菌の住処になる)が長持ちするということです。その他、多孔性がもたらすメリットはたくさんあります。
今年は生もみ殻の「山」の作り方を変えました。山が平たい。でも、その分、床面積が大きい。
作業の安全性を重視し、従来のように高く積み上げるのはやめました。でも、今年も量は集荷できました。まだまだ、集荷するところも残っておりますが、これからの時期はゆとりをもって集荷に行くことができます。今年も、ライスランター・カントリーエレベーターの機械を止めることなく、集荷業務が終了できたことにホッとしています。