くん炭を使用した栽培例(ぶどう)

くん炭を使用した栽培例(ぶどう)

弊社には、グループ会社の中に農業生産法人があります。弊社はくん炭を製造して、農作物に効果がありますよ、とPRしているだけでなく、実際に使用して農作物を栽培しています。弊社のグループ会社である有限会社吉備高原ファームは、岡山の真ん中に位置いる吉備高原の中山間地域で、地域の高齢農家や離農農家の農地を預かる地域の農業の中心的経営体です。子会社的存在なのに、「くん炭」というマイナーなものを製造する親会社的存在の弊社より、世間一般には知名度は上です。

この吉備高原ファームには、関係者が言うのも何ですが、「めざせ50品種の多品種ぶどう」と「生で食べられる多品種トウモロコシ」のファンの方がたくさんいます。ぶどうもトウモロコシもシーズン限定の臨時直売所にはしばしば行列ができています。くん炭は土づくりのために、10aに500kg程度いれる堆肥の中にまぜています。堆肥の一割程度いれます。原理からいうと、たい肥の中の善玉菌に住処を与え、土中の残存肥料を有効利用し、また保水と病気、虫害にそなえてぶどうを丈夫にする、という役割があります。また、ケイ酸の力で、葉を丈夫にしてピンと立てて葉がより多くの太陽光線をうけて光合成率が上がるようにします。土の中のことですので、明確な証明はできませんが、確かなことは、吉備高原ファームのぶどうたちは、「美味しい」と好評です。シャインマスカットを購入されたお客様が、最初、吉備高原ファームのシャインマスカットを食べて、それから他の農園や地方のものを食べたけれど、やはりここのが一番美味しいわ、もう浮気しないからね、と言ってくださったとか・・・。美味しくなかった、というクレームは今まで(18年間)に一度もいただいたことはないそうです。